見栄えのよいデザインのロゴ作成のコツを紹介

適当なデザインのものでもよい場合は、ロゴは簡単に作れるでしょう。しかし、そこそこ凝ったデザインの見栄えのよいものを作ろうとするのなら、それなりに努力が必要となります。こちらでは見栄えのよいデザインのロゴを作成するためのコツをいくつか紹介するので、参考にして自分に合った方法で希望通りのものを手に入れてください。

パソコンを使って作ろう

デザインの勉強や練習をしたことがない方は、まっすぐな線や狂いのない曲線などをフリーハンドで書くのはかなり難しいといえます。

そのため、見栄えのよいロゴが欲しいと考える場合はパソコンを活用して作ることをおすすめします。パソコンであれば、まっすぐな線や曲線を作るためのツールを使えるため、フリーハンドとは比べものにならない正確なデザインができるようになるでしょう。

別途グラフィックソフトを用意すること

世の中にはパソコンを動かすためのOS(オペレーションシステム)はいくつかありますが、代表的なのはウィンドウズとマックだといえます。

一般的に流通しているのはこの二つなので、ロゴ作成のためにパソコンを使うときはどちらかを利用することになるでしょう。それらにはグラフィックソフトが最初からインストールされていて、すぐにでもロゴを作成できます。

しかし、はじめから入っているものは機能がかなり限定されているので、見栄えのよいものを作るのは難しいといえるでしょう。そのため、グラフィックソフトを使って作りたいときは、別途高性能のものをパソコンにインストールすることを強くおすすめします。

フリーのグラフィックソフトを試そう

グラフィックソフトというと有名メーカーが販売する高価な製品をイメージするかもしれません。確かにそれらは高性能で、ロゴを作るための機能は一通り揃っているといえます。しかし、ロゴを作成するためだけに購入するには安いとはいえないため、できる限りお金をかけたくないときはフリーのグラフィックソフトを活用しましょう。

フリーソフトを配布しているサイトをリサーチしてみれば、ロゴを作成できるものがたくさん見つかります。驚くほどシンプルなものから使いこなすのがかなり難しいものまで、いろいろな機能を持ったグラフィックソフトがあるのでさまざまなものを試してみましょう。

ただ、各OSで取り扱えるソフトの形式は異なるため、ウィンドウズ用のものをマックで使うことはできませんし、もちろんその反対も行うことはできません。なお、どれを選べばよいか分からない場合は、たくさんの方が使っているものを選定したほうがよいでしょう。

その理由は多くの方が使っているものは、困ったときにサポート情報をオンラインで調べられる可能性が高いからです。よさそうなグラフィックソフトだとしても、使っている人が少ないものは、困ったときに解決策を見つけるのが難しいケースが多々あるので気をつけましょう。

GIMP(ウィンドウズ版とマック版が有り)などのかなりメジャーなフリーソフトの場合は利用者が本当にたくさんいるため、使い方ガイドが書籍として販売されているくらいです。

丁寧なサポートが必要な場合は有料グラフィックソフトを使おう

ロゴ制作をしようとして、操作方法でまごついていたのでは時間の無駄になってしまいます。

そのため、操作に苦労しそうだと考えたときは、有料のグラフィックソフトの利用を考えましょう。有料のものはマニュアルがしっかりとしているケースが多いため、操作に苦労する確率をグッと下げられます。

メーカーによってはオンラインで操作方法を覚えるためのコンテンツを提供してくれているので、フリーソフトよりもずっと短い期間で使いこなせるようになるでしょう。

ロゴ作成に特化したソフトもある

グラフィックソフトを使ってロゴを作成する場合、どのようなものにしたいかアイディアが必須となります。もしも、何もアイディアがわかない場合は、ロゴ作成に特化したソフトの利用を考えましょう。テンプレートがたくさん用意されているものを利用すれば、それを元にしてアイディアが思いつかない方でも自分だけのロゴを作れる可能性が高くなります。

スタイルやフォントなどいろいろとチェンジできるため、試行錯誤して自身が納得できるものにしましょう。ちなみに、ロゴ作成に特化したソフトはウェブアプリケーションとしても提供されています。サービスを提供しているサイトにアクセスすれば、ソフトをインストールせずともブラウザ上で利用可能です。

ただし、有料のものもあるので、ロゴ作成前に使用規約をきちんと調べておきましょう。サービスによっては無料で作れても、商用利用する場合は有料になるケースもあるため気をつけなければいけません。

自作できないならデザイナーに任せよう

グラフィックソフトを利用することもアイディアを思いつくことも難しく、ロゴを作成するのは無理だと考える方もいるでしょう。そのときは、デザイナーに任せて自身の代わりに作成してもらってはどうでしょう。インターネットが発展した現在では、デザイナーにコンタクトを取るのはとても簡単です。

多くの方は公式ウェブサイトを開設していて、行えるデザインの種類を紹介してくれています。そこにロゴが紹介されていたときは安心して任せられるので、自身の感性に合った方を選び仕事を依頼しましょう。なお、プロのデザイナーに頼むのはそれなりにお金がかかってしまうため、費用をかけられない方は利用は困難かもしれません。

そのときは、アマプロやセミプロとして活躍しているデザイナーへの依頼をおすすめします。クオリティは若干下がってしまうかもしれませんが、プロに作ってもらうよりも安い費用で済みます。もしも、利用を考えてそのような方を見つけたいときは、スキルマーケットというウェブサービスを活用するとよいでしょう。

そこには自身が持っているスキルでお金を稼ぎたい人がたくさん集まっていて、ロゴ作成を得意としている方も数多くいます。それぞれの方の作成料金や作例などをしっかりとチェックして、ロゴを任せたいと思えるデザイナーを見つけましょう。

いろいろと試すのが最大のコツ

どのようなロゴにしたいのか頭の中にしっかりとアイディアがあるなら、グラフィックソフトを使って作成するのがよいでしょう。もしも、自作が難しいと分かった場合は、ロゴを得意とするデザイナーに任せてしまうのも賢明だといえます。

作成する方法はいくつもあるので、いろいろとやってみて見栄えのよい理想のロゴを手に入れましょう。